HondaのN-ONEを買いました日記

ホンダの軽自動車N-ONEユーザーとしての感想、便利/不便なところ、考えた事、気づき、ついでに調べたことなど綴った個人版N-ONEマニュアル

マニュアルの車に乗りたくなってしまうN-ONEのエンジン音

CVTについて ] 2013/10/03(木)

私の購入したN-ONEでちょっと“もの足りない”ことは、エンジンの吹く音を楽しめないこと。N-ONEでもパドルシフトの車種もあり、マニュアルトランスミッション風のシフト操作ができそうなことが書いてありましたが、私のN-ONEはそのパドルシフトがないノーマルなCVTトランスミッション車です。

マニュアルトランスミッションの車は、ローで発進してアクセルペダルを踏み込むと、エンジン音が加速度的にボロボロブォーンクワーンと気持ちのいい音を立てます。セカンドにシフトしても同様にエンジンが吹き上がり、トップに入れてようやくおとなしい音に落ち着かせる。そういうエンジン音の吹き上がりが楽しかった。でもN-ONEに限らずオートマチックシフトの車ではこれができません。

そもそも「エンジンが吹く」というのは、エンジンのトルクカーブ(トルクとは回す力。トルクカーブは回転数に連れてトルクがどう変化するのかを示したもの)が下の図のように盛り上がった山みたいな形をしているから起きる現象です。
torque01.jpg


このエンジンのトルクカーブは、実は効率から見ると決して良くはありません。理想的な原動機の特性は回転数が変わっても常に同じパワー(馬力)が出る、というのがいいのです。こういう原動機には電車などに使われている直流直巻式のモーターがあります。低回転ではやたらトルクが強くて、高回転になるほどトルクが減るような、グラフに描くと下の図のような「反比例のグラフ」みたいな形のトルクカーブが本当は理想な形で、ガソリンエンジンの山みたいなトルクカーブとは似ていません。だから電車にはトランスミッションが無いのです。
torque02.jpg


自動車のエンジンは理想とは離れたトルクカーブのため、それを矯正するためにトランスミッションを入れてあるのです。ただマニュアルトランスミッションではそれを操る人の体感でシフトするタイミングを決めているから、あのようなボロボロブォーンクワーンとエンジンを吹かせる、本当はあまり効率、つまり燃費のために良くない使い方ができました。しかしそのときのエンジン音がとても感性を刺激して、疾走する快感を運転者にもたらしたから、特にスポーツカーではローでもセカンドでも目一杯エンジンを吹かして運転するスタイルが“忘れられないマニュアル車の醍醐味”になるのです。

でもあの走り方では燃費が悪いです。理想的にはなるべくエンジントルクのよく出る回転数あたりで運転するのが燃費がいいです。トルクのよく出る居回転数とはN-ONEの場合は4000rpm(毎分4000回転)あたり。普通車のエンジンでは3000rpm付近です。CVTは無段階に理想に近いエンジン回転数を使えるので、N-ONEではアクセルペダルを踏んでもなかなか4000rpmを越えて吹き上がる走り方はできません。

これに対してマニュアルのスポーツ車では意識的に5000回転など高回転でエンジントルクが出るように味付けしていました。だからマニュアル車のアクセルペダルを踏み込むと、エンジン回転数が上がればトルクも増えて、あのしびれるような快音が出たわけです。

私のN-ONEでは、エンジンを吹かそうとアクセルペダルを踏んでもボロボロブォーンクワーンとはいかず、途中でエンジン回転数が下がるので、なんだか不発に終わった感じです。燃費のためですからしょうがないですね。
やっぱり思いっきりエンジンを吹かせるマニュアルトランスミッションの車にまた乗りたい。N-ONEに載っていると、エンジン音がよく聞こえるせいで、そう感じてしまいます。
関連記事
スポンサーサイト

スポンサーズリンク

16:57 | トラックバック:0 | コメント:0 | 先頭 | TOP



トラックバックURLは http://natsuoniwa.blog.fc2.com/tb.php/25-132887ba

トラックバック


コメント


コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

| このページの先頭へ |

プロフィール

なつお

Author:なつお
6年前に他社の車からホンダステップワゴンに乗り換え、今年(平成25年)からホンダのN-ONEに乗るユーザーです。自動車関連とIT企業に勤めていた今はブロガーの男。

楽天市場



最新記事

楽天市場



リンク

QRコード

QR