HondaのN-ONEを買いました日記

ホンダの軽自動車N-ONEユーザーとしての感想、便利/不便なところ、考えた事、気づき、ついでに調べたことなど綴った個人版N-ONEマニュアル

ちょっと待って!すぐにかけてはいけない水没車のエンジン

関連まとめ ] 2018/07/10(火)

今回の大水害で不運にも水没した車が多く出たと思います。
ふつう車のエンジンはボンネット内からエアーを取り入れているため、外から見てタイヤがほぼ全部水に隠れて見えない状態があったならば、その後に水が引いたとき、安易にエンジンスタートしない方がいい。

エンジンはピストンが上昇することで吸い込んだ空気または燃料と空気の混合気を圧縮しますが、これは気体だから圧縮できるので、水がもしここに入り込んでしまったら、量にもよるけど圧縮できません。

圧縮できないほどの水がエンジンの燃焼室に入り込んだら・・・
多くの方々はエンジンが「ガツン!」と停止する、あるいはエンジンに亀裂が入って壊れると想像するようなのですが、実際はそうなりません。

私がかつて勤めた自動車関連企業での試験室で、あるときエンジン冷却水が試験用に取り付けた部品の不備でエンジン内に流れ込んでしまいました。
そのときの動いているエンジンの反応は、・・・
動いているエンジンが突然ブルブル振動を始めると同時に、カタカタと音が聞こえてくるというものでした。

何が起きたのだろう?と分解して内部を調べたることにして、
シリンダーヘッドを外したら、ピストンの上に水が溜まっていました。
これはマズイ!と全部分解してみたら、なんとピストンとクランクシャフトをつなぐコネクティングロッドがグニャッと1本曲がっていました。

コネクティングロッドはとても簡単に曲がるようには見えませんが、圧縮できない水を圧縮したら音もなく曲がってしまうものなのです。
ただ、ここがヒューズのような働きをして他の部品は壊れません。シリンダーもピストンもクランクシャフトもシリンダーヘッドもバルブも何もかも他の部品は壊れていませんでした。

似たような現象の動画がYouTubeでありました。
↓↓↓


エンジン水没による被害は、このようになる場合があります。
コネクティングロッドが曲がったエンジンは程度にもよりますが、ガタガタ振動しながらも動く場合があります。しかしそれを無視して車を動かすと、こんどはコネクティングロッドが折れて、シリンダーブロックやピストンをを突き刺し、エンジン内がメチャメチャにクラッシュする事故につながる危険性が高いです。こうなるとエンジンはまるごと交換ですから修理費は高いです。きっと数十万円とか百万円とか・・・。

もし、これはヤバイかな?と思ったらレッカー者で整備工場に運ぶべきです。
応急的にガソリンエンジンの場合なら、とりあえず点火プラグをエンジンから取り外して、そこから中の水を抜く方法があります。が、これには経験を要しますし危険を伴います。

また、車が水没すると配線の中や車載の電子制御機器に水が入り込んでしまうことがあります。単に調子が悪くなるだけなら被害は軽いのですが、ショートして火災を起こす危険性もあるので、動いたからといって水没した車を安易に使うのは危険です。

絶対に整備工場に運んで、点検と修理を受けてから乗るようにしてください。
関連記事
スポンサーサイト

スポンサーズリンク

10:19 | トラックバック:0 | コメント:1 | 先頭 | TOP



トラックバックURLは http://natsuoniwa.blog.fc2.com/tb.php/103-14b6d721

トラックバック


コメント

by みかん : URL
MLITからも注意喚起していますね。JAFも
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr09_000100.html
2018/07/10(火) 15:31:39 #-[ 編集]

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

| このページの先頭へ |

プロフィール

なつお

Author:なつお
他社の車からホンダステップワゴンに乗り換え、平成25年からホンダのN-ONEに乗るユーザー。自動車関連とIT企業に勤めていた経験のあるブロガーです。

楽天市場



最新記事

楽天市場



リンク

QRコード

QR