HondaのN-ONEを買いました日記

ホンダの軽自動車N-ONEユーザーとしての感想、便利/不便なところ、考えた事、気づき、ついでに調べたことなど綴った個人版N-ONEマニュアル

可変バルブタイミングのはなし

エンジン周りについて ] 2016/11/26(土)

N-ONEに搭載されているS07A型エンジンは「可変バルブタイミング」という機構がついています。ホンダの可変バルブタイミングは2種類の方式を持っていて、S07A型では吸気バルブに「カム位相可変式」となっているものです。

出典:ホンダ

ちなみにカム位相可変式とは下の動画で動きが分かると思います。これはホンダではなくトヨタ(アイシン精機)のものです。


N-ONEでは吸気カムだけ可変バルブタイミングにしてありますが、排気カムは固定です。その理由は可変バルブタイミング化した効果が吸気カムの方が大きいので、コストを考慮して吸気側だけに留めてあるからです。

吸気カムの位相を変える(エンジン回転中にカムを左右に振ること)と、ある回転数(たぶん毎分3000回転ぐらいだと思う)を境にして、それより高速側と低速側のトルクカーブがシーソーのように、上がったり下がったりする現象が起きるので、低速側では低速トルクカーブが太るようにカムを振り、高速側までエンジン回転数が上がったら、それを検知して油圧でカムを逆向きに振る仕組みになっています。

この結果、エンジンのトルク特性が低速から高速まで太って「力強いエンジン」となります。さらに排ガスをクリーンにさせるための制御にも役に立ちます。


ホンダのみならず、主要な自動車メーカーでは可変バルブタイミング技術は定番となっていまして、上述のカム位相可変式の他に「カム切り替え式」という機構もあります。

カム切り替え式の動画は下記が比較的よく分かると思います。


カム切り替え式の仕組みはカム位相可変式より単純明快で、低速運転に適するバルブタイミングやリフト(バルブを押し上げる最大高さ)を持つカムと、高速運転に適したカムの両方をカムシャフトにつけ、それをエンジン回転中に油圧によって切り替える仕組みです。

だからカム位相可変式より大きなトルクカーブ増大効果と低速側での燃費や運転性能向上ができますが、コストは高くなります。

このような可変バルブタイミングを持つエンジンでは、可変機構を動かす「油圧」が必要になるので、その油圧はエンジンオイルをオイルポンプを使って発生させています。エンジンオイルは従来は潤滑だけの目的でしたが、可変機構を動かす「作動油」として使われますから、走行距離などによりエンジンオイルが少なくなったり汚れが酷くなったりすると正しく作動しなくなる可能性があります。なのでエンジンオイルの点検と交換はより注意する必要があるでしょう。

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なつお

Author:なつお
6年前に他社の車からホンダステップワゴンに乗り換え、今年(平成25年)からホンダのN-ONEに乗るユーザーです。自動車関連とIT企業に勤めていた今はブロガーの男。

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